玲泉展「志」～伝響～

まだ中途半端にしかご案内できないのですが、10/4（火）より1週間展示を行います。

玲泉展「志」〜伝響〜
伝響…でんきょう
私が考えた造語です。

心に伝わり
心に響く
その余韻は静かに心に伝わりいつまでも響き続ける

そんな意味を込めています。

約30点ほぼ新作。
ようやく制作が落ち着き額装段階に入りました。
制作は楽しくて大好きなんですけど
何も生まれない時は何をどうしても生まれなくて
当たり前のものしか書けずただそこに書があるだけ…
つまり何の響きもないし温かみもないただ和紙の上に墨が乗っているだけ。
この段階は制作の楽しさは全く消えてしまいただただ苦しいだけの期間。
こんな時何をするかというと、全く違うことをする。
料理するとか、絵描くとか、お蕎麦食べるとか、走ったり筋トレするとか
本読むとか、映画観に行くとか、ただボォ～と何時間もしているとか。
最近は桃食べてました。
ここに書きだしてみて意外に色んなことやっていることに気が付きましたが
こんな時はどうしても1人の方が良くてなかなか孤独な日々だとも振り返ってみて思いました。

そんなことをしているうちに書きたいイメージが生まれ
制作に戻り書き続けて更に先に進んで行くと書が動き出し突然何かが生まれ自分の心も動く。
伝え方が難しいですけど書は自分の魂の一部のような気がしています。
魂削ってしまうとそのうち無くなってしまいそうなので削ることは私はしませんが
毎回新たな魂が生み出され命を入れている感じ。
ますます意味が分からなくなりそうですが展示を見ていただければ
私の伝えたいことを受け取っていただけると思っています。

今回は販売も行います。
特大の書「一」、「人」、「龍」ぜひご覧いただきたいです。
「漢字」「ひらがな」「英文字」バラエティに少し遊び心を入れて「書道」の堅苦しいイメージを取っ払った作品にしました。

詳細間もなく！！