国際共立学園70周年

お祝いの式典でMIKAGE PROJECTの皆さんと初めてご一緒させていただきました。
彼らの奏でる和楽器の音が好きで数回コンサートに伺ったことはありますが、ご一緒できる日が来るとは思っていなかったので決まった半年前くらいからとても楽しみにしていました。

尺八 佐藤公基さん
三味線 浅野祥さん
琴 本間貴士さん

浅野祥さんとは何度かご一緒させていただいたことがありますが佐藤さんと本間さんはちゃんとお会いするのは初めてでしたからどんな人達なのかも分からずそれを知ることから始まりましたが、とにかく良い方達でした。
マネージャーさんも同じく良い方でした。
演奏だけでなく人柄も良い彼らが海外でも人気なのはかなり納得です。
直ぐ近くで聞く和楽器の生演奏と唄は身震いするくらいかっこよくて心の中にガッツリ音が入って来て身体中を占領してしまうのではないかと思いました。
袴姿で3名が現れた時にはそのオーラに圧倒されてしまいました。

自分が良いと思ったものに関しては感情移入し過ぎてその中に入ってしまうのでリハーサルでは自分が何故パネルの前にいるのか忘れそうになるくらい。

今回の書は
国際共立学園70周年
メインの書は『躾』
学園の教育方針の中で一番大切にしていることだそうです。
身を美しくする
身なりを整える

そんな意味です。そこに私なりの解釈をいれて
美はそれを見つめる
心の中に存在する
イギリスの歴史家の言葉を入れさせていただきました。

初コラボでしたが音と唄と書がピッタリ合い「快感」とはこのことだと落款を書き終えた時に思ったと同時に役割を完璧に果たしたような気持ちになり「よくやった！」と自分で思いました 笑
尺八、三味線、琴、そして書

とても贅沢な経験をさせていただきましたからそれを無駄にすることなく、やはり今年は海外中心に演りたいです。