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2021.12.03

2022年玲泉カレンダー「志」


カレンダーを作り始めて6年。
最初は家族親戚の為に、翌年からは1年間お世話になった方々へのご挨拶として作っていました。それが販売できるまでになり今年は在庫が無くなるくらいまでご注文いただけるようになりました。

カレンダー制作は先ずは言葉選びから。
その月に伝えたいこと、その月がお誕生日の人、浮んだ自然の景色、色、香り、そんなことを想い考えながらいくつか候補を出します。
次にそれらの言葉を納得が行くまで何度も書きます。
書いている途中でこの月とこの言葉は合わない、私の字体とこの言葉は合わない、この字体では伝わらない、この字は苦手かも、そんなこんなで言葉も変わり、また書いて…この繰り返しが暫く続きます。
ですからここまでが私の場合は無茶苦茶時間と忍耐力が必要で、この段階で諦めようかなぁーと毎年必ず1回は思います。
2年前は本当に一度諦めましたが「カレンダー無いんですか?」と割と色んな方に聞いていただき「4月始まりで作ります!」と言ってしまった為、もう逃げられなくて4月始まりカレンダーを作りました。
このカレンダー評判良かったです。


2022年のカレンダーは制作に取り掛かる前から書と写真を合わせたものを作ろう!そう決めていました。
フォトグラファーでありギタリストでもある木村さん(元okapiさん)の四季折々の自然を捉えた写真がとても素敵なので絶対使わせてもらおう!そう企んでいました。
木村さんを最初に知ったのはギタリストとしてステージで演奏する姿でした。
その時は直接ご挨拶することはありませんでしたし、勿論写真を撮る人だとも知りませんでした。
何しろステージでギター弾いていた人ですから。
後に色んな人を介してお知り合いになり、その気さくな人柄にすっかり安心してしまい、まだ殆ど私のことを知らない段階で図々しくお願いしていました。
こういう時の私、つまりやりたいことが見つかり、必ず良いものになる!そう思った時の私は何故かとても積極的に行けてしまうし、絶対大丈夫!とか思ってしまうので自分でも不思議です。
今回もその通りになり「書とコラボできるなんて本当に嬉しいです!」と言ってくださり、書に写真を入れ、デザインサンプルを出してくださり、私があーでもないこーでもないと言葉で表現できない勝手なイメージを伝えても即それに対応し、デザインを何度も変更してくださり、写真だけではなく私は書を渡しただけでその後の工程は全部やってくださいました。
何て良い人なんでしょう!!

いつも思いますが私は本当に周りに恵まれいます。苦手なことに手を貸してくださる人、アイデアくださる人、支えてくださる人が必ず現れるので今の自分が存在していると思います。
感謝しかありません。

毎月綴った言葉の受け止め方はそれぞれ違うと思いますが、私が伝えたかったことを少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。

幸せ溢れる温かな2022年になりますように…
2022年の毎日が大切な日々になりますように…
誰もがキラキラ輝ける2022年になりますように…

2022年、どんな年を創って行くのか、それを考えているだけで楽しい気持ちでいっぱいになります!

感謝

玲泉

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