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2022.06.07

心の中の感情

更新したりしなかったりと、心のままに生きている私の性格そのままなブログ更新ですがきっとこれからも変わらずのペースだと思います。
今回は以前notoに投稿したものに加筆した内容にしました。

2022年は元旦からの連日のパフォーマンスに続きヤマハ名古屋でのART×MUSIC、神田明神 奉納パフォーマンス、龍光明神社 奉納パフォーマンス、山下公園色紙書き、ライブハウスでの楽しいコラボパフォーマンス…毎月のように表現できる機会があったこと、なんて幸せなんでしょう!そう心から思っています。
暫くパフォーマンスはお休みして今はオーダーいただいている作品制作、古典の臨書、基礎を練習、ひたすら書き続ける日々を送っています。

さて、改めて言うことでもありませんが私は企業の人事部責任者として働く傍ら、書道家 玲泉として活動をしています。『複業』ですから比重は同じです。どちらかを副業としているわけではありません。

どこでどう切り替えることができているのか自分でも定かではありませんが、会社員と書道家、それぞれの自分でいる時の脳内の働き方は全く違っているようです。
たしかにそれぞれの活動はそれぞれに役に立っていますし、支え合っていると思いますが、全く別物として存在しており、どちらも私にとっては「豊かに生きるために」「自分が存在するために」絶対に必要なものです。

暫くは書道家でありアーティストである、パラレルワーカーとして生きて行きたい。
更に先の人生をイメージした時、限りある会社員生活を全うした後の自分は書道家として生きている姿しか見えていません。

流れる音色に筆を走らせるように@leafroom

現在の活動は大きく分けると2つです。
・作品制作
・書道パフォーマンス

ワークショップや「お好きな文字お書きします」の色紙書き等も行っています。お声掛けいただけたらどこへでも筆と墨を持って飛んで行きます。
これからやりたい新たなことは書道(習字)教室を開くこと。書くことの楽しさを広めて行きたいです。

作品制作はひたすら書と向き合うとても孤独な時間の積み重ねだと思っています。時には一つの作品完成までに1,000枚近く書くこともあります。ですが、完成した時に作品を披露できる喜びと、誰かの手に渡りそこでまた作品が育って行くことほど幸せなことはないです。
たとえ作品制作の過程が孤独だったとしても、その孤独が生み出すものは毎回違いますから、必要な孤独だと思っています。孤独の中でも、心の中はいつも燃えています。

現在は絶賛孤独期間中ですから時々泣きたくなるくらい苦しくなることがあったり、何故か寂しい気持ちになったり(笑)、書けない悔しさに潰されて投げ出したくなったり。
全くお腹が空かなくて1日何も食べない時もあります。意思が弱いので断食をしようと思ったことは生まれてから一度もありませんが胃に何も入れないことで浄化されるものがあるのか思ってもみないような線が生み出されることがあるから不思議です。

書道パフォーマンスでは「書をアートに」「書をエンターテイメントに」をテーマとして掲げ、書の可能性を広げるために行っています。
音と共に、それが生音でもそうでなかったとしても、どう表現するのかの構成を考えて、何度もシュミレーションして、時には家でリアルにパフォーマンスをやってみて、墨をひっくり返してその掃除に夜中まで掛かったり、あれだけ何度もシュミレーションしたのに前日にポッ!と新たなアイデアが生まれてどうしても構成を全部変えたくなり最初からやり直したり、要領の悪いことばかりやっている気もしますが私にとっては楽しくて仕方がない時間です。

パフォーマンスは年に数回しかできませんが、もっともっと磨いて、音楽と書、個々の存在を忘れるくらい同化させ一つの芸術となるところまで昇華させたいと思っています。
ずっと言っていますが、全国各地でのパフォーマンス…北海道や沖縄にも行きたいです!そして海外でのパフォーマンス必ず近い将来叶えます。

会社員としての世界と書を通じて広がり続けている世界、全く違う世界ですから良いこともあればそうでないこともあります。  
私は所謂「繊細さん」つまりHSP気質。
人のささいな言動に動揺したり、感情に振り回されたり、周りが気付かない本当に小さなことにも気付いてしまうので疲れやすいですし、ストレスを感じることも多いです。たくさんの人の中に入って行くこととか話さなくてはいけない状況の中にいることが本当はとても苦手でかなりの精神力を使いますから家に帰るとヘトヘトになっていることもよくあります。

経験しなくても良いであろう試練とか、辛いと感じることとか、悩んで悩んで諦めたこととか、人と関わることで得られる幸せ、またその逆、そんなことも、この気質ですから多分人より感じ取る度合いが大きく毎日心の中は大忙しです。
この気質であることに加え時に周りが驚くほど雑なこともあり、受け止めることと流して行くことのバランスが唯一活かせる「社内カウンセラー」として会社には貢献できているとので決して悪いことではなく役に立っていると自分では思っています。

最近ではこれら全てを書と向き合うパワーへと変えて行けるだけの精神力をつけることが心に響く作品を生み出すことができる、そう思えるようにもなりました。
常に過去の自分を凌駕する。
※『凌駕』は来月の玲泉のカレンダーの言葉(笑)

私は私でしか存在できませんから色んな言葉に惑わされることなく、どんな時も笑顔で私は私がやりたい事を貫いて行きたいと思います。
…そういつも心で思っていないと直ぐに怠けてしまうから。

6月、水無月、誕生月、年を重ねる毎に心美しい人であることの大切さを感じています。
その為にいつも志高くいたい。
そう思って今一度自分の中にある『志』について考えてみました。

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