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2022.11.05

Nicotto Project第2弾 オカピのわくわくコンサート♪

もうですね連日眠れなかった訳ですよ。
何故なら夜中にフッとアイデアが浮かぶんです。突然目が覚める。
本番の前日の夜中が一番ハードなアイデアだったかも。
「ちず(地図)」と書いた和紙を「ちずだから白ではない方が良くて、ちょっと茶系の和紙にしてクシャっとしたら雰囲気でるんじゃない?」と思ってしまったのです。
大きな和紙と大筆出して墨だして、一度では気に入ったのが書けないから数回書いて選んで気に入ったのを乾かす…でも全然乾かなかった…
夜中に部屋が紙だらけ(笑)
気が付いたらほぼ朝でした。

手放すことができる拘りとそうでない拘りがあり、今回はどうしても手放せなかったし諦めることを許せなかった。
白でも茶系でもきっと何も変わらない。
でも、子供たちが「ちずー!」って声を出しているのを聞いて、目から入って来る文字や色や全体像、絶対これからも意識していなくても頭のどこかに残るはずだから、こうでなけれならなかったと思っています。

スティールパン  Okapi
ピアノ  森悠也
ドラム  りやんぺい
トランペット 茨木智博
パーカッション 岡田直樹→演技力開花!

私の拘りはこのわくわく仲間と一緒だからこそ生まれました。
みんなとても真面目なんだけど良い意味でふざけていて、いつも面白いことばっかり言っている。
それぞれが奏でる音の素晴らしさは細胞までもが音を聴いて吸収して絶対に逃してなるものか!
そう思うくらい素敵で美しく、書家である自分がここにいるのが信じられないくらい。
多分私が宇宙人だったんじゃないかと今でも思っています。

宇宙からやって来た宇宙人3人が地球に降り立ち宝物「愛」を見つける。
そんな物語。

静寂の中のトランペットソロ「愛燦燦」と共に書いた「愛」。
書かなくてはいけないから「愛」を生み出そうとした訳ではなく
美しく温かく包み込むように広がるトランペットの音色により自然に出てきた「愛」という文字。
トランペットと書だけに当るスポットライトの中で「愛」を書く、
背中に感じる視線、それを音と共に受け取って書にして行く、身震いするほどゾクゾクしたー!

最後の「笑」を書き上げた瞬間は飛んで回って笑顔で客席見る!
不思議な動きだった気もしますが、全員の気持ちが完璧に一致したのを感じて最高に気持ち良かった!
出番を待つステージ袖では柔軟体操の代わりにずっと踊ってました。

オカピちゃんは絶対に気持ちが下がることを口にしない。
いつも盛り上げてくれる。
例え思ったように出来なかったとしても、それは定型に当てはめて勝手に自分がそう思っているだけで
実はライブの面白さがそこにある!そう気付かせてくれました。
最高に素敵で愛深いプロフェッショナルな人!

わくわく仲間全員が楽屋でもステージ上でもとても心地よい空気を生み出してくれる。
1回目公演の後、動画を見ながらまた新たなアイデアが浮かぶのもとっても楽しくて、私のパフォーマンスの内容も1回目と2回目で明らかに変わりました。

こんなにも素敵な仲間と共に作り出すことができた物語。
次は全国へ「愛」をお届けに行くことでしょう。

お越しいただいたたくさんのお客様、ありがとうございました。
そして今年も何から何までサポートしていただき、素敵なパネルを作っていただき、要所要所でお声掛けいただいき、必要だなぁと思うものをまるで私の心の内を知っていたかのように出して来てくださった関内ホールスタッフの皆様に心から感謝いたします。


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