新春ヴァイオリンと書の響演

2022年は元旦から4日まで全6回のパフォーマンス
元旦　山口県宇部市 松江八幡宮
２日・３日　愛知県犬山市 明治村
４日　愛知県犬山市 余遊亭プレミアムイベント

駆け抜けたー！

一つ一つのパフォーマンスが私にはとても印象的で瞬間瞬間の全てが心に残るものになりました。
年々パフォーマンスの質も上がって来ていると思います→自画自賛ですが。

今回は全6回、ヴァイオリンの曲もパフォーマンスの内容も変えました。
松江八幡宮と明治村の5パターンとプレミアムイベントの5パターン、計10パターン！となると構成を考えるのもパフォーマンスするのも私にとってはなかなか大変なことですから、明治村に関しては１日目と２日目を同じ内容にと思いましたが、そう思ったのはほんの一瞬で、やはりやるからには妥協無くやりたくて挑戦すると決めました。

子供の頃から興味のないことには全く意識が向かず、まるでそれが無かったかの様に記憶に留められることが無いし視界にも入らないけれど、全10パターンとなるとアイデア生み出す為にも五感を超越した感覚、第六感も必要だ！と何故か可笑しなことを思うようになり、日常の行動をかなり意識して変えて、目にするものに先ずは興味を持つようにして、意識して見るようにして、知りたいことは聞いて、書道に関する本は勿論、様々なジャンルの本をいつも以上に読みました。
本を読むことに関しては子供のころから大好きですからそれがパフォーマンスに繋がると思えば一日中でも読んでいられる、至福の時間でした。

それら全てが今回のパフォーマンスに盛り込まれたかというとそうではないけれど、頭、目、心の中に持っているものが多い方が表現の幅も広がりますし、その場の雰囲気で内容を変えたりすることのできるので、今回の事前準備の挑戦は非常に役に立ち必ずこれからの書道家人生に繋がると思います。

元旦からの4日間は晴れ女パワー全開で全日快晴〜！
とても良いお天気に恵まれました。
寒さは冬の季節を楽しむと思ったら大したことは無く、裸足のパフォーマンスも全く苦にならず、むしろ靴がない分、地面（地球）からのパワーを吸収することができ、いつも以上に伸び伸びと思い切りパフォーマンスができたと思います。が、見ていただいた方々には寒い気持ちにさせてしまったようです。ただパフォーマンス後には一気に足の感覚が戻りちぎれそうなくらい冷えて来るので楽屋で「足湯」を準備していただきポカポカしておりました。

一つ一つのパフォーマンスはそれぞれ伝えたい想いも違いましたが私なりにそれらをほぼ完璧に伝えられたと思っています。それはやはり表現豊かに、時に優しく、時に激しく、時に美しく、語りかけるように包み込むように奏でられる高嶋英輔さんのヴァイオリン演奏があったからだと思います。共にパフォーマンスができたからであって、決して私一人では表現できなかったことであり伝えることもできなかったと思います。

コラボ活動も4年目に入ります。
現状維持を好まない者同士の活動ですから良い意味で期待を裏切るようなパフォーマンスを展開して行けたらと思います。

4年連続呼んでくださった松江八幡宮の白石さん
夏に続いてお声掛けいただいた明治村の皆様
ご来場いただいた皆様
本当にありがとうございました。
心より感謝いたします。

私の今年の目指す一文字は「輝」
心にいつも輝きを持っていたいから、そうなるための行動を常にしたいと思います。
自分の活動に更に輝きを持たせたいですし、そして何よりも出会ってくださった方々と共に輝かしい一年になるよう一歩一歩創り上げて行きたいと思います。
学びの年ともしていますので、徹底的に書の古典を学び直し、大きな作品制作にも挑戦し2023年の公募書道展に出品したいと考えています。
エンターテイメントとしてのパフォーマンスについては新しい境地を開いて行きます。
パフォーマンスも作品制作も書道家としての私には必要なことですから、どちらも妥協なく勢い止めることなく、でも周りを見る余裕も持ちながら突き進みたいと思います。
狼貧虎視（ろうどんこし）の精神で飛躍！！

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

※狼貧虎視　野心が旺盛であること。